ABOUT RENNOVATION

生活に合わせて
機能を変える

建物そのものを建て替える新築や、劣化・破損した部分を回復するリフォームとは違い、機能的に変わる改良を含む工事です。多くの事例では間取りが変更され、リノベーション前と後では、生活空間としての部屋の見た目が大きく変わります。

リノベーションの対象

戸建て住宅もマンションも可能

リノベーションは、よくマンションの改修で見ることができますが、戸建て住宅でもマンションでもリノベーションすることが可能です。物件により制限が出る可能性はあるもの、間取りを変えたり、設備機器を入れ替えたり、見た目のデザインを変えることができます。

フルリノベーションとは

また、リノベーションで検索するとよく見るフルリノベーションとは、全てを改修するという意味で、マンションなら、RCなどの構造体だけを残して、木造の戸建て住宅なら木の構造だけを残して、残りは全て造り替えて新築と見た目で区別がつかないようにするリノベーションのことを言います。

リノベーションのメリット

間取りの自由度

リノベーションでは、間取りを構造に影響がない範囲で自由に変えることができるので、暮らしの満足度が高い

新築より安い

リノベーションでは、内容にもよりますが新築戸建て住宅を建てるよりも2〜3割安くマイホームが手に入る

駅前に住める

新築は駅前が高く、利便のいい土地から離れがちですが、中古住宅を利活用すれば駅前に住むのも夢じゃない

設備とデザイン

リノベーションでは、全体のコストを抑えることができるので、設備やデザインにこだわりたい方にはおすすめ

快適性も損なわない

フルリノベーションでは、古い住宅・マンションの断熱改修工事も同時に行い、快適性・性能を高めた建築が可能

エコな建築

リノベーションは、中古住宅を活用するため、新築するよりもずっとエコで環境に貢献できる素敵な考えに

リノベーションのデメリット

良いばかりじゃないのがリノベ

リノベーションは良いこと尽くめのようにも見えますが、気をつけるべきデメリットもございます。中古住宅を活用する故のデメリットがあり、その要点を抑えて物件購入をすることと、事前にその旨を承諾しておく必要があります。

01. 始まってから予算が上がる可能性がある

リノベーションは建て替えや新築するよりは安いと言われていますが、中古戸建ての場合、構造体に白蟻被害・腐食や、壁体内結露による構造の劣化があることや、地盤沈下などで補修が必要になると工事費用は増えます。マンションの場合はそういった不安は少ないのが特徴ですが、いざ工事を初めて壁をめくってみると、想定していないことが起こるものです。着工してから判明しては遅いため、できるだけ事前にしっかりとした調査と資金計画をしておくことが重要です。

02. 耐震改修が必要な場合はコストアップ

耐震基準はそれぞれの時代によって改定されており、目安は平成12年以前の建物かどうか、昭和56年以前の建物かどうかがポイントになります。既存の中古住宅すべてが現行の耐震基準を満たしているとは限らないため、耐震改修が必要となるケースも出てきます。フルリノベーション+耐震補強工事ともなると、想定していた費用で建築することが難しくなることも少なくはありません。

03. 仮住まいが必要になるのがリノベ

リフォームで内容によっては住みながらの工事を行うことができるのに対して、間取りを大きく変えるリノベーションでは、仮住まいが必要となります。中古住宅を購入しつつ、今の家賃もそのままかかるので、当然ながらその間は負担が一時的に大きくなります。さらに、工事期間も一旦壊して、つくるという流れを辿るため、比較的時間がかかるケースが多いのが現実です。

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