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みどりのタイルのキッチン
こんにちは!豊中の工務店です。本日は、私たちが手掛けたリフォーム事例の中から、特に印象的だったキッチンについてご紹介します。
今回のキッチンデザインで特筆すべきは、色むらのあるタイルと赤みの強いチェリー柄の組み合わせです。このコントラストが生む空間の美しさは、まさにデザインの妙と言えます。
なぜこの組み合わせが素敵に感じられるのでしょうか?それは、緑と赤が補色関係にあるからです。補色とは色相環で真逆の位置にある色同士のことで、互いを引き立て合う性質を持っています。そのため、このキッチンでは、タイルの深みのある緑がチェリー柄の温かみをより際立たせ、視覚的な心地よさを生み出しています。
使用したタイルは、名古屋モザイクのクロージョーロ MRZ-F7070。このタイルは微妙な色むらが特徴で、単調になりがちなキッチンの壁面に奥行きと味わいを与えてくれます。特に、ひとつひとつのタイルが持つ独特の質感が光を受けるたびに違った表情を見せ、ビンテージスタイルの雰囲気を作り出します。
使用したタイルは、名古屋モザイクのクロージョーロ MRZ-F7030。このタイルは深緑のアンティークなイメージが特徴で、キッチンに落ち着きと品格を与えてくれます。また、タイルの微妙な色むらが空間に奥行きと味わいをプラスし、他にはない特別感を演出します。
アクセントとして、無彩色の黒色アイアンを使用したパーツを取り入れ、空間に引き締まった印象を加えています。また、床材にはグレーのフロアタイルを採用。程よい無機質感が他の素材と調和しつつ、キッチン全体に安定感をもたらしています。
このキッチンの魅力は、アンティークさとモダンさが共存するデザインにあります。深緑のタイル、チェリー柄の木目、そして黒色アイアンやグレーの床材が一体となり、温かさとクールさが見事に融合した空間を作り出します。