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災害時の地域への貢献

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災害時の対策

平成30年台風第21号
上陸時の中心気圧は950hPa、最大風速は45m/s

近畿地方全体に大きなダメージを与えたこの台風は北摂地域にも大きな被害をもたらしました。3か月前に襲った大阪北部地震とともに屋根の瓦が飛んで窓ガラスが割れ雨は漏れるなど、これまでに経験したことのない壊滅的被害を目にしました。

台風が過ぎ去って、夕方から夜にかけて、会社の電話は鳴り止むことがありませんでした。この電話は、OBの方々や知人、友人からのものでした。夜になっても電話が途絶えませんでした。緊急を要さない新築やリフォームの現場を止めて、大工や職人たち総出で屋根にブルーシートをかけ、土嚢袋を重しでおく応急処置に走り回りました。

体力的にも限界が近づいた3日目の夕方
「電話したのは40件目。ほとんどがすぐ切られたのでお話だけでも聞いてほしい」
ご高齢のお父さんからの電話。

もう日も暮れかけた18時頃現地につくと
屋根が飛ばされ、雨が2階に直接降り注ぐ状態。

「何とかブルーシートだけでもかけてほしい。」
とお父さんは願われたのですが、簡単な応急処置では対応できないほどの被害とすでに暗くなってしまった状況に打つ手が見つからず考え込んでしまっていると、ふと小さい頃の娘さんの写真が目に入りました。

もうご結婚されて、このお家にはいない娘さん。
おひとりで暮らされているお父さんにとってとても大切な思い出の写真。

そんな大切な思い出までも濡れてしまい、被害を受けていることに心がかきむしられる思いを感じました。

今までの仕事に甘えがあったのではないか。
一切手を抜かない。粗悪なお家づくり・リフォームはやらない。
お客様が笑って幸せに暮らしをつくることこそ私の使命であると心に深く誓い、3年間をかけて台風被害の修復工事を何百件としてきました。

安心 安全 健康 快適

常套句としてよく使われる言葉ですが、暮らしを守るためには本当に不可欠です。
かけがえのない暮らしを当たり前に提案して造れる暮らしづくり企業でありたい。

粗悪な家をつくって困るのはそこに住まれているお客様です。

性能数値だけ良くとも低品質で建てられ提供される工務店やハウスメーカーも残念ながら存在します。

しかし、私たちは今回の災害対策での何百件もの補修工事を手がけた経験を活かし、屋根が飛ばされた原因や劣化状況などについてお家造りやリフォームをお考えの方々にお話ししています。

より良い建物とは何か?
災害対策やレジリエンスに優れた家とは?
もっともっと考えてほしいと切に願います。

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